生徒の目標パネル展示 本郷中 まなび野コミセンに

 地域住民とSDGsの学習に取り組む宮崎市・本郷中(湊正校長、623人)の2年生206人は30日、同市のまなび野コミュニティーセンターにSDGsに関するパネルを展示した=写真。生徒たちは自分にできる取り組みを用紙に書き込みボードに張り付けた。展示は2日まで。
 同校は校区にあるまなび野自治会からの提案で本年度、地域住民と協力してSDGs学習を進めている。6、7月にはまなび野緑地公園愛護会から、雑草を花の肥料として利用する取り組みの講話を聞いたり、廃油と卵の殻を用いるキャンドル作りの指導を受けたりして、循環型の環境づくりについて学んできた。
 30日は本郷地区自治会連合会や本郷まちづくり推進委員会メンバーらの協力を得て作業を進めた。生徒は「節電を心掛ける」や「ごみの分別をする」といった宣言文を張り付けた。水永光奏(みか)さん(14)は「家でも生ごみで堆肥作りなどやってみたい」と話していた。
 2日午後5時半からは同公園で、地域住民らと自作した廃油キャンドルの点灯式も行う。

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