【横浜FC】ジャーメイン良「毎試合、全ての力を」 J1残留へ強い決意

横浜M戦で2得点に絡んだ横浜FCのジャーメイン

 J1残留を目指す横浜FCのFWジャーメイン良(26)が2日の鹿島戦(午後4時・カシマ)に向けたオンライン取材に応じ、「残り8試合全て勝つつもりでやらないと残留できない。毎試合がトーナメントだと思って全ての力を注ぎたい」と強い決意を語った。

 前節は2位横浜Mと2─2の引き分け。特に前半はアグレッシブさで相手を上回る好内容で、試合を通じてもシュート数12─10と互角に渡り合った。

 ジャーメインは前半36分から途中出場し、直後には裏への抜け出しから先制点をアシスト。試合終了間際には自らのヘディングシュートが同点弾を呼び込み、「得点が取れていない悔しさはあるが、今はチームとしてゴールにつなげることが大事。2得点に絡めたのは自信になる」と振り返った。

 厚木市出身でプロ入りから3シーズン過ごした仙台から加入して1年目。今季は自己最多の23試合に出場も1得点にとどまっている。

 残留圏の16位湘南とは勝ち点8差。難敵鹿島との負けられない一戦へ、「マリノス戦は球際での気持ちの入った守備やハードワークでチャンスをつくり出せた。自分もまずは良い守備でチームに貢献しつつ、FWなのでチャンスでは狙っていきたい」と活躍を誓った。

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