巨人〝九州のゴジラ〟ら5選手に戦力外通告

戦力外通告を受けた松井義弥(東スポWeb)

「九州のゴジラ」がケガに泣いた。第1次戦力外通告期間初日となった4日、巨人は松井義弥内野手(21)、育成選手の山川和大投手(26)、平井快青投手(21)、田中優大投手(22)、加藤壮太外野手(23)の5選手に来季契約を結ばないことを通知した。

松井は18年ドラフト5位で折尾愛真高(福岡)から入団。191センチの長身で高校通算40発を放った左の長距離砲は、松井秀喜さんにちなみ「九州のゴジラ」と話題になった。

一軍で活躍する高橋、戸郷らと同期で期待されたが故障に見舞われた。3年間、一軍昇格はなく二軍通算30試合、打率1割3分9厘、3本塁打、6打点の成績だった。
また育成選手の堀田賢慎投手(20)、谷岡竜平投手(25)、與那原大剛投手(23)、黒田響生内野手(21)、山下航汰外野手(21)の5選手には自由契約とすることを通知したが、球団は育成再契約を結ぶ方針という。

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