【スタンレーレディス】首位浮上・小祝さくら 優勝のカギは〝ネガティブ封印〟

小祝さくら(東スポWeb)

女子ゴルフの「スタンレーレディス」2日目(9日、静岡・東名CC=パー72)、小祝さくら(23=ニトリ)は1イーグル、4バーディー、3ボギーの69で回り、通算8アンダーで首位タイに立った。

8番でイーグルを奪うなど前半はスコアを伸ばしたが、トータルでは納得できる内容ではなかったようだ。「インが2日とも伸ばせていないので悔しい感じになってしまった。短いパットを外してしまうこともあったので、そこが足りなかったと思います」。最終日の優勝争いに注目が集まるものの、前週の日本女子オープンでは予選落ちに終わるなど「ここ最近調子が良くないので、不安な部分やショットでまたミスが出たら嫌だなとか思わないようにしたい」と率直な心境を口にした。

そんな小祝は首位で並ぶアマチュアの佐藤心結(茨城・明秀学園日立高)を警戒している。「先週、練習場で打っている姿を見て上手だなと思っていた」とした上で「まさか一緒に優勝争いをできるとは思っていませんでした。アイアンショットのスイングとか安定感がすごそうだなと思っていました」と語った。

通算7勝目を狙う小祝。「ベストを尽くすだけ。プレー中にほかの人のスコアを気にせず、自分のゴルフができれば」と静かに闘志を燃やした。

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