【出雲駅伝】初出場初V東京国際大 敵将の青学大・原監督がレース中にまさかの〝V予言〟

青学大・原晋監督

3位でタスキを受けた3区の日本人エース丹所健(3年)が快走してトップに躍り出ると、その後は順位をキープ。最終6区では今年1月の箱根駅伝で最優秀選手となったイエゴン・ビンセント(3年)が逃げ切った。

レース中、大きな反響を呼んだのは青学大・原晋監督の衝撃発言だった。東京国際大が首位に出た3区で、なんと「(優勝は)東京国際大でしょう」と〝V予言〟したのだ。SNSでは「原監督の優勝宣言はおもしろい」「言っちゃった笑」「原監督も諦めモード」と話題殺到。まさかの敵校の優勝予想に対し、箱根駅伝出場経験のある俳優の和田正人は「決して無責任な言葉ではなく、それくらい東京国際大が予想以上の走りをしている事への賞賛であり、アンカーのヴィンセント選手の脅威がどれ程のものか理解している冷静な一言」とフォローした。

レース中に敵将が白旗を掲げるほどの強さ――。来年1月の箱根駅伝も東京国際大から目が離せない。

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