東京五輪表彰式 上野由岐子「五輪で再度復活できるように働きかけを」

東京五輪で金メダルを獲得した上野(ロイター)

日本オリンピック委員会(JOC)は12日、都内で東京五輪の表彰式を行い、金メダルに500万円、銀メダルに200万円、銅メダルに100万円の報奨金が贈られた。

ソフトボールで2008年北京五輪以来、13年ぶりに金メダルを獲得したエースの上野由岐子(39=ビックカメラ高崎)は「一番はあのマウンドに帰って来れたことが感慨深かったし、またこうして同じように金メダルを取れたこと、どの試合もチーム力をすごく感じたので、本当によかったなという安堵感が大きい」を振り返った。

3年後のパリ五輪は実施競技から外れるが「こうして五輪の舞台で結果を残すことが私たちソフトボール界にとっては大きなアピールする場所。またこうして注目されたからこそ、この勢いを次の五輪で再度復活できるように働きかけていきたい」と力を込めた。

日本は金27、銀14、銅17の計58個のメダルを獲得。この日は14競技、41人が表彰式に出席した。

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