横浜DeNAからドラフト5位指名された専大松戸高(千葉)の深沢鳳介投手(17)が16日、千葉県松戸市の同校で進藤達哉編成部長らの指名あいさつを受け、「チームの勝利に貢献し、目標である最多勝を取れるピッチャーになりたい」と夢を語った。
夏の甲子園で選抜大会準優勝の明豊(大分)から11三振を奪う完封劇を見せた右横手投げ。吉見祐治スカウトは「両サイドの真っすぐのコントロールが非凡で、ここぞという場面でしっかり投げきれる。ベイスターズを背負う投手になってくれると思う」と評価する。
同じ高校生投手で1位指名された市和歌山高の小園とは、ドラフト後に無料通信アプリ「LINE(ライン)」で「よろしく」とメッセージを送り合ったことを明かした。「いいところは吸収したいけど、コントロールでは絶対に負けたくない」と闘志をのぞかせる。
「1年目は1年間を通して戦える体づくりをして、2年目にはしっかり投げられるようにしたい」と深沢。憧れの舞台でもまずは地に足をつけ、大きな夢への土台を築いていく。