池江璃花子 1日6レースで疲労蓄積も充実感「悪いところばかり探さないようにしたい」

池江璃花子(東スポWeb)

競泳の日本短水路選手権初日(16日、東京辰巳国際水泳場)、東京五輪でリレー3種目に出場した池江璃花子(21=ルネサンス)は50メートル自由形決勝で24秒57の3位に入った。

体力、気力を振り絞った。この日は3種目に出場し、100メートル個人メドレーは4位、50メートルバタフライで5位。予選、決勝で1日6レース、特に決勝は約1時間15分の間に3レースをこなした。池江は「50(メートル)ではあったんですけど、時間的に普通のレースよりきつかった。3番に入れてよかったと思います」と率直な感想を語った。

前週は日本学生選手権に出場。4日間で5種目9レースを泳いでおり、疲労は「もちろんあります」と話す。それでも「そもそも復帰してまだ1年ちょっとしか経っていないのに、まずここまで泳げたというのはしっかり成長している部分だと思うので、悪いところばかり探さないようにしたい」と強調した。

「最後の最後で速いタイムではなかったけどメダルが取れてよかった」と池江。17日は100メートル自由形、バタフライにエントリーしている。

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