河井元法相 控訴取り下げ意向 広島

おととしの参議院選挙を巡る買収事件で公職選挙法違反の罪で実刑判決をうけた河井克行被告が近く控訴を取り下げる意向であることが関係者への取材で分かりました。

東京地裁は今年6月、河井被告が事件全体を主導して地元議員ら100人に計2871万円を配ったと認定し、懲役3年・追徴金130万円の実刑判決を言い渡しました。

河井被告は去年8月の初公判で無罪を主張しましたが、その後の被告人質問では一転して大半の買収を認め、執行猶予付きの判決を求めました。

実刑判決に対し弁護側は「到底承服できない」として即日控訴していました。

控訴を取り下げる意向を示したことにより懲役3年などとする東京地裁の判決が確定することになります。

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