ソフィア・フローシュ、ELMS最終戦にアルガルベ・プロ・レーシングから参戦へ

 ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズのトップカテゴリーで24号車オレカ07・ギブソンを走らせているアルガルベ・プロ・レーシングは、今週末10月22~24日にポルトガルのアルガルベ・サーキットで開催される2021年シーズン最終戦ポルティマオでのドライバーラインアップを一部変更し、女性ドライバーのソフィア・フローシュを起用する。

 WEC世界耐久選手権のLMP2クラスではリシャール・ミル・レーシングに所属する20歳のドイツ人ドライバーは、今戦を欠場するディエゴ・メンチャカの代役としてポルトガルのチームに参加。フェルディナンド・ハプスブルク、リチャード・ブラッドレーとオレカ製のLMP2マシンをシェアする予定だ。

 彼女は先週、母国ラウンドを迎えるチームがエストリルで実施した2日間のテストに参加している。

「ポルトガルの太陽の下で、アルガルベ・プロ・レーシングと一緒に過ごした時間はとても楽しいものだった。誰もが最初から本当にオープンで前向きだった」と語ったフローシュ。

「私は間違いなく成長している。今はポルティマオでこのチームと一緒に仕事をするのがとても楽しみよ」

「この1年、DTMのGT3カーからWECのLMP2カーにジャンプしてきたから、新しいチームへの移行も困難だと思っていない」

「いまは2022年の自分にとって最良の選択肢を模索しているところだけど、できるだけ多くの距離をカバーすることが重要で、ELMSのポルティマオ4時間レースにアルガルベ・プロ・レーシングとともに参戦することは正しい選択だと信じている」

「私は2シーズン前から耐久レースに参加しているけれど、非常に競争が激しいフィールドの中で、フェルディナンド(ハプスブルク・)やリチャード(・ブラッドレー)と比較して自分がどこにいるのかを確認するのは興味深いことね」

アルガルベ・プロ・レーシングの24号車オレカ07・ギブソン

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