グレイザー家、インドの新規クリケットチーム買収に失敗

 マンチェスター・ユナイテッドのグレイザー家は、インドのクリケットチーム買収に失敗したようだ。

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 インディアン・プレミアリーグ(IPL)が8チームから10チームに拡大することに伴い、インド・クリケット協会(BCCI)が新規2チームの入札参加案内(ITT)の文書を発行。マンUとナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のタンパベイ・バッカニアーズのオーナーであるグレイザー家が買収を試みたものの、リバプールに0-5の屈辱的大敗を喫した翌日に失敗が確認された。一方で買収したのはインドの多国籍コングロマリット企業『RPSG Group』で、価格は6億8600万ポンド(約1075億円)を超える模様。もう1チームは『CVCキャピタル・パートナーズ』が5億4100万円ポンド(約840億円)で買収し、合計12億ポンド(約1910億円)の大型取引となった。

 IPLは10チームによるホーム&アウェイ方式で74試合を行い、今年度は5月に2チームのコロナウイルス感染拡大により一時中断。その後UAEに舞台を移し、チェンナイ・スーパーキングスが4度目のIPL優勝を果たした。BCCI会長は、「新たに2つのチームが加わるのは心強い事で、クリケットの財務の強さを改めて証明した。2022年のIPL開催を心待ちにしている」と声明を述べている。

グレイザー家がインドのクリケットチーム買収に失敗 Photo Chris Brunskill/Fantasista

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