SNSで大人気! ツボ押しで「一億総"未病"」の日本を元気にする書籍『こころと体がラクになるツボ押し養生』発売!

株式会社 学研ホールディングスのグループ会社、 株式会社 学研プラスは、 2021年10月28日(木)に書籍『こころと体がラクになるツボ押し養生』(著:田中友也)を発売。

コロナ禍で増えた「なんとなく不調=未病」を「ツボ押し養生」でととのえる

なんとなく気分が上がらない、 なんとなくだるい、 肩がちょっと、 腰がちょっと。 長期に及ぶコロナ禍もあって、 心と体に「なんとなく不調」を感じる人が増えている。具体的な病名のつく病気ではないものの、 健康な状態とも言えない、 いわば「健康と病気の中間」状態を、 中医学(東洋医学の一種で、 中国伝統医学の略)では「未病(みびょう)」と呼ぶが、 今の日本はまさに「一億総“未病”」状態と言えるかもしれない。 そんな、 心と体の不調(未病)をなんとかしたい。 でも病院に行くほどでもない……と感じている人が多いのではないだろうか。

本書は、 誰でも自分で簡単にできる「ツボ押し養生」で心と体の不調をととのえる、 令和の「あたらしい養生訓」。 若き鍼灸・漢方の専門家が「なんとなくつらい」あなたの悩みを改善するツボと、 そのツボを心地よく刺激する方法を教える。プロローグでは、 ツボ押しの手軽さ・簡単さと、 中医学の基本的なことを紹介。

ツボ押しは知ったその日からすぐできる、 いちばん手軽な養生

本書の著者・田中友也は鍼灸師と国際中医専門員などの資格を持つ、 中医学の専門家。 堅い肩書の一方で、 Twitterのフォロワー数は12万人超えを誇るインフルエンサーでもある。 人気の秘密は、 柔軟な考え方と親しみやすいキャラクターで、 難しく思われがちな東洋医学の世界を、 やさしくわかりやすく解説してくれるからだろう。 誰でも手軽に実践できる養生法(健康法)を伝えるツイートが人気となり、 田中をはじめとする若手漢方家による書籍も多数出版され、 漢方・中医学がブームとなっている。 本書は、 これまで3冊の著書を発表してきた田中にとって、 初の「ツボ押し」をメインテーマにした書籍。 田中の柔軟な考え方は本書でも存分に発揮されている。 たとえば、 ツボの位置探し。 セルフ指圧やお灸をするときにツボを探した経験がある人なら、 ピンポイントで正確な位置を探す難しさをご存じだろうか。 従来の「ツボ入門書」のほとんども、 「正しい位置」を探して「ちゃんと押す」ことを教える内容。しかし、 本書での田中の教えは、 ある意味真逆と言える。 「ツボは必ずしも100%正確に押す必要はない」。 なぜなら、 「ツボがある一帯をもんだりさすったりすれば、 目的のツボも自然と刺激できる」から。 そして、 「気持ちいいと感じたところがツボ」と考えていいのだ。

本書で紹介するツボの位置もいわば目安であり、 「その辺を」「だいたい」「なんとなく」刺激すればOKという、 適度にゆるい御指南が、 私たちのツボに対する難しいイメージを一新。 また、 「ツボの正確な位置を探すのにこだわりすぎると、 それがストレスになって、 かえって不調改善に逆効果」というのも、 説得力を持つ教え。 また、 背中など手の届きにくい位置にあるツボを、 シャワーの温水やドライヤーの温風を当てたり、 カイロを貼ったりして温めるといった、 ツボ刺激の新しいアイデアも満載。 Part1では、 肩こりをはじめとする「よくある不調」に効くツボを紹介。Part2は、「季節特有の不調」に効くツボを紹介。春先に悩まされる花粉症は、症状によって刺激するツボを使い分ける。夏は背中・腰・足首のツボを露出せずに「隠して」冷房病から体を守ろう。秋は理由もなく物憂げになってしまう季節。 頭や胸、 手にはメンタルにも効くツボがある。冬の末端の冷えには、 手指の間をつまんだり、 手と足の指を組むように刺激すれば、 指先がポカポカしていくる。 四季だけでなく、 長夏(ちょうか。 梅雨の時期にあたります)の不調に効くツボも紹介。ワキ汗、 空腹感、 しゃっくりなど、 「とりあえずなんとかしたい」症状を抑える、 頼れるツボも紹介。

●はじめに&プロローグ:中医学やツボについての基礎知識

「ゆるいツボ押し養生」のベースにあるのは確かな知識。 ツボを語る上で欠かせない「気・血・水」の役割や、 季節と体の関係など、 「ここを読まなくてもツボ押しできるけれど、 読んだら中医学の考え方の基本がざっくりわかる」情報を解説。

●Part1:「よくある不調に効くツボ」

肩こり・腰痛・頭痛・便秘・生理痛・冷え・不眠など、 通年よく起こりがちな11の不調に効くツボを紹介。 万人向けの基本のツボのほか、 体質によって不調の原因が違い、 効くツボも違う場合があるので、 簡単な体質チェックをおこなったうえで、 その人に最適なツボも紹介。

●Part2:「季節の不調に効くツボ」

季節との関係に重きを置いているのも本書の特色のひとつ。 人間も自然の一部。 とくに、 四季や梅雨があり気候の変化が顕著な日本では、 その季節特有の不調に悩まされることも多く、 この2章では季節ごとの心身の不調に効くツボを詳しく紹介。 そのほか、 急な腹痛、 眠気、 二日酔い、 しゃっくりなど、 すぐになんとかしたいときに使える「いざというときに頼れるツボ」や、 各不調におすすめの食材や生活習慣など、 ツボ押し以外の「プラスの養生」も紹介。

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