長崎県雲仙市の仁田峠周辺でカエデやドウダンツツジが鮮やかに色づき、紅葉シーズンを迎えた。8月の大雨の影響が心配されたが、例年通りに緑の山肌が濃淡ある赤やオレンジ色に染まり、行楽客が楽しんでいる。
一帯は国の天然記念物「普賢岳広葉樹林」で、ロープウエーから妙見岳の紅葉を見渡すことができる。雲仙お山の情報館によると、普賢岳や妙見岳は来月上旬ごろまで、標高の低い雲仙温泉街は来月上旬から中旬ごろが見ごろという。
「雲仙ロープウェイ」の本多浩二事業部長は「朝方の冷え込みで、一気に色づいた。紅葉を見て、温泉街も楽しんでほしい」とPRしている。
紅葉に染まる雲仙 仁田峠で見ごろ
- Published
- 2021/10/30 10:30 (JST)
- Updated
- 2021/11/01 12:10 (JST)
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