泣きっ面に蜂のマンチェスターU 次期監督候補コンテ氏に年俸27億円を要求され〝破談〟濃厚

年俸27億円を要求したとされるコンテ氏(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドと次期監督候補のアントニオ・コンテ氏(52)が〝破談〟の危機を迎えていると、スペインメディア「FICHAJES・NET」が伝えている。

マンチェスターUは成績不振のため、オーレグンナー・スールシャール監督の解任を検討しており、30日(日本時間31日)のトットナム戦の結果次第で大ナタを振るうと各メディアで報じられている。すでにクラブと接触済みのコンテ氏が次期監督の最有力候補に浮上している。

そんな中、同メディアによると、コンテ氏はマンUに対し、年俸2100万ユーロ(約27億5000万円)を要求しているという。「これにマンUは顔をしかめている。アントニオ・コンテは途方もない金額を求めているようだ。スールシャールに代わる最も良い指揮官と考えられていたが、金銭的主張はすべてを変える可能性があり、実際にマンUはスールシャール監督をチームに留めることができる」と報じている。

コンテ氏は昨季まで指揮していたイタリア1部インテルで年俸1400万ユーロ(約18億3000万円)を稼いでいたが、資金力のあるマンUに対しては強気の姿勢で吹っ掛けたようだ。結果、マンUはコンテ氏への関心を失っており、このまま〝破談〟となる可能性が高いとみられている。

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