【衆院選2021】神奈川の小選挙区当選者18人に証書 「身の引き締まる思い」

当選証書を付与される篠原豪氏(中央)=県庁

 衆院選の神奈川県内小選挙区の当選者18人への当選証書付与式が3日、県庁で行われた。県選挙管理委員会の国吉一夫委員長から当選証書を受け取った当選者は、激戦を勝ち抜いた実感とともに課題が山積する国政を担う重責をかみしめた。

 当選者本人が出席したのは1区の篠原豪氏(立憲民主党)、3区の中西健治氏(自民党)、4区の早稲田夕季氏(立民)、6区の古川直季氏(自民)、14区の赤間二郎氏(同)の5人。

 横浜市議を経て初当選した古川氏は神奈川新聞社の取材に「今までは地方議員として横浜市や神奈川県のために取り組んできたが、今度は国が加わり、新たな緊張感がある」と語った。

 参院議員からのくら替えとなった中西氏は「(当選証書を受け取って)力がみなぎってきた。衆議院は地域の代弁者としての色が濃くなる。そこを大切に仕事をしていきたい」と強調。

 当選3回目にして小選挙区を初めて制した篠原氏は「身の引き締まる思い。改革の先頭に立ってこの国の未来を描いていこうと改めて決意した」と述べた。

© 株式会社神奈川新聞社