史上最高ビッグフットにUMA界激震!世界が騒然!! 北米山中でナンバ歩きの生物が眼下に!

自然動物らしいナンバ歩きをする鮮明なビッグフット映像(ユーチューブチャンネル「Nv Tv」から)

史上最高鮮明度のビッグフット動画だ! UMA界のスーパースターであるビッグフット(カナダ名・サスカッチ)。最も有名な動画は通称「パターソン・ギムリン・フィルム」(1967年)だが、残念ながら近年、科学者によってフェイク動画の可能性が高いとされた。しかし、フェイクであろうが、この動画がビッグフットをスーパースターに押し上げたのは事実。そしてこのほど、パターソン・フィルム並みの鮮明なビッグフットの動画が撮影され、UMA界に激震が走っている。

パターソン・フィルムが有名になったのは、近距離から姿を捉えている点や、動きや体のつくりをよく確認できる内容だった点が大きい。この動画を超えるようなビッグフットの映像や画像はなかなか出てこなかった状況だ。

そんな中、米アイオワ州バーナードのホワイトウォーターキャニオンで撮影された“第2のパターソン・フィルム”と呼ばれるビッグフット動画が話題になっている。

ビッグフット(サスカッチ)、スカンクエイプ、狼男などのUMA情報を集めたデータベース「Nv Tv」の公式ユーチューブチャンネルで先月末、「信じられないほど巨大でマッチョなサスカッチ」というタイトルの動画がアップされた。

全身毛むくじゃらで、非常に大きな類人猿らしき生物が森の中を歩いている。顔はゴリラに似ており、筋骨隆々。現代人のような左手と右足、右手と左足を交互に出す歩き方ではなく、左手と左足、右手と右足を出している。高台にいた撮影者がたまたま眼下にビッグフットを目撃し、撮影したという。

Nv Tvは「このビッグフットは非常にリアルに見える。全身すみずみまで筋肉がみなぎっており、背中や腕の筋肉の細かな動きまでよく分かる。指先など細部も非常に大きく、スムーズに動いている。これは着ぐるみでは再現できない」とコメントしている。

一部専門家からは「動画の生物は、歩き方がパターソン・フィルムのビッグフットに似ている」という意見も出ている。また、ネット上では「動画は何度もカットされているように見える」「撮影者はなぜ追いかけて撮らないのか」など、疑問の声が出ている。

果たして、この動画を専門家はどうジャッジするのか。オカルト評論家の山口敏太郎氏はこう語る。

「実は左右の手足を交互に動かすのは近代体育教育を受けた人の動き方なんです。右手と右足、左手と左足を同時に動かすのが自然動物の歩き方なんです。このビッグフットはその自然動物の歩き方をしていますね」

前傾姿勢で右手と右足、左手と左足を同時に出すのは“ナンバ歩き”と言われ、江戸時代以前の日本人はナンバ歩きだったとされる。自然界の動きに近いため疲労が少なく、飛脚が1日100キロ以上も走っていたという。

「このビッグフットはナンバ歩きですが、背筋を垂直に伸ばしすぎていますね。もう少し前かがみで歩かないと、グリズリーなどの強敵がいる北米の自然界では生きていけないんじゃないでしょうか」と山口氏。

そもそもパターソン・フィルムは、着ぐるみを着た人を歩かせて撮影したイタズラ映像だったという見解が有力になっている。

「今回の動画は中身に背の高い人間が入った精巧な着ぐるみの可能性もありますが、本物のビッグフットの可能性も十分あります」と山口氏は指摘する。

かつてない鮮明な映像だけに、今後の分析が待たれるところだ。

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