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長崎県東彼波佐見町折敷瀬郷岩峠地区の窯元を訪ね歩く「峠の里まつり」が6日に始まり、焼き物ファンが散策しながら、器選びを楽しんでいる。7日まで。
同地区は江戸時代、大村藩と佐賀藩の境に位置し、波佐見で生産された焼き物を全国へ運ぶ際の通り道だったとされる。まつりは地区の歴史を伝え、焼き物に親しんでもらおうと6窯元でつくる実行委で開催。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止だったため、2年ぶり。
各窯元で工房やギャラリーを開放し、焼き物を通常より割安で販売。全ての窯元を回るとプレゼントの小皿がもらえるスタンプラリーに加え、今年からガラポン抽選会も企画。3千円以上の買い物につき1回、各窯元が提供した景品が当たる抽選会に参加できる。
太田和則実行委員長は「準備当初は感染状況が不透明だったので不安だったが、開催ができ、喜んでもらえた。2年ぶりの窯元巡りを楽しんでほしい」と話した。