J1神戸は7日、今夏加入したFWボージャン・クルキッチ(31)の負傷と治療のためスペインに帰国することを発表した。
ボージャンは10月24日の名古屋戦で負傷し、神戸市内の病院で検査をうけて右足大腿二頭筋の肉離れと診断された。全治は8週間になる見込みだ。
これを受けて、今季の出場は絶望的なため帰国して治療に専念することに。ボージャンはクラブを通じて「チームメートといい関係が築け、自分自身もコンディションが上がってきていた中でけがをしてしまい本当に残念な思いです。今は頭を切り替え治療とリハビリに専念しています。残りシーズンの試合出場が難しい中、メディカルやクラブ関係者と協議の上、自国に帰って復帰にむけたトレーニングをしていくことが最善の選択だという結論に至りました」と今回の決定の経緯を説明した。
そして「来シーズン、必ず今よりも強くなって帰ってきます。チームメートが今年の目標達成にむけて戦い抜いてくれることを信じて、場所は離れていても皆さんと心を1つにして応援します」と来季に向けて復活を誓った。
かつてバルセロナで活躍して今夏鳴り物入りで入団した大物助っ人だけに、完治して来季の奮起が期待される。