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第100回の節目の大会で、国見の全国返り咲きはならなかった。試合を通して創成館を押し込んだが、後半ロスタイムにFW中山が放ったボレー、延長前半のMF田﨑のヘディングシュートはどちらもバーを直撃。最後までゴールに嫌われた。
木藤監督が「相手に何もさせないくらいの内容にはなった」と振り返った通りに、テンポ良くボールを動かし、創成館の選手を次々に疲弊させた。だが、結果はPK戦での惜敗。指揮官は「PK戦になる前に試合を決めなければいけなかった。ゴール前の迫力、強引さが足りなかった」と肩を落とした。
選手権優勝6度は戦後最多タイ。今季は県内随一の選手層を誇り、2月の九州新人大会を制した。名門復活が期待されたが、11年ぶりの夢舞台は近いようで遠かった。