全国高校サッカー県大会 創成館 長総大付が決勝進出

【国見―創成館】PK戦で1本目のシュートを止める創成館のGK永田(写真左)、【長崎日大―長崎総合科学大付】長崎総合科学大付のFW石山がドリブル突破を図る(写真右)=トランスコスモススタジアム長崎

 サッカーの第100回全国高校選手権県大会第5日は7日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で準決勝2試合が行われ、2連覇を狙う創成館が2月の九州新人大会王者の国見にPK戦で競り勝ち、2年連続で決勝に進んだ。長崎日大を3-0で退けた長崎総合科学大付は6年連続の決勝進出となった。
 国見-創成館は、国見が創成館の堅守を崩せないまま、0-0で前後半80分を終了。延長戦も互いに2度の決定機を迎えたが、シュートがバーをたたくなど、ゴールが生まれなかった。PK戦は両GKが1人目を止め、先蹴りの国見は2人目も失敗。一方の創成館は2~5人目が確実に決めて4-3で接戦を制した。
 長崎日大-長総大付は、長総大付が前半23分、FW西岡が左サイドに流れてクロスを上げ、ファーサイドのFW石山がヘディングで先制した。後半14分はFW芦高のミドルシュートがGKにはじかれたところを、FW牧田が押し込んでリードを広げた。30分には右CKをMF別府が頭で合わせて3点目を奪った。
 最終日は14日、同スタジアムで決勝の創成館-長総大付を実施する。午後0時40分キックオフ。


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