日本代表FW前田大然(24=横浜M)が、快足自慢が揃うなかで自身にしかないスピードの秘密を明かした。
カタールW杯アジア最終予選のベトナム戦(11日)とオマーン戦(16)に向けて、8日にオンラインで取材に応じた前田は「目に見える結果を残していないと使われない。練習から思いきりガムシャラにやって見せていきたい」とヤル気満々。そして「ゴールを見てもらいたい」とJ1で得点ランキング独走の21ゴールをマークしている決定力を披露する覚悟だ。
なんといっても最大の武器はスピードだが、今回のメンバーにはFW古橋亨梧(セルティック)やMF伊東純也(ゲンク)、FW浅野拓磨(ボーフム)、MF三笘薫(サンジロワーズ)などいずれ劣らぬ快足ストライカーが招集されている。
その中で前田はどう勝負していくのか。「スピードは負けないと思っている。単純なスピードや、そのスピードを何回も繰り返せる」と自身にしかないスピードの特長としてスプリント回数の多さを挙げた。そのうえで「競うんじゃなく、選手全員がそれを試合でうまく使っていければ」とそれぞれの個性を融合させた〝スピードコラボ〟が森保ジャパンの大きな武器になると指摘した。
今回のメンバーはこれまでの日本のイメージを覆す攻撃を見せてくれるかもしれない。