福江港を彩る花火900発 五島で地域活性化イベント

打ち上げられた花火とねぶた=五島市、五島港公園

 長崎県五島市の秋の風物詩「福江みなとまつり」に代わるイベントが7日、福江港周辺であり、約900発の花火が打ち上げられた。
 まつりは、1957年から開催しているが、新型コロナウイルスの影響で、昨年に続いて中止に。目玉イベントとして市民に親しまれているねぶた行列も実施されなかった。
 同まつり協賛会は、コロナに負けず地域を活性化しようと代替イベントを企画。東浜町2丁目の五島港公園でコロナ退散祈願をした後、地元の子どもたちによる演奏などが披露された。夜になると、ねぶた1台を点灯。大小の色鮮やかな花火が次々に打ち上がると、訪れた人たちが見入ったり、カメラに収めたりしていた。

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