広島・鈴木誠也を元同僚ジャクソンが熱烈営業「彼はスペシャルな男」「ここに来るべき」

元同僚も太鼓判(東スポWeb)

米スポーツサイトのジ・アスレチックは9日(日本時間10日)、「サンフランシスコ・ジャイアンツのメモ。信じられない才能を持つ広島の鈴木誠也(の獲得)により、理想的なラインナップが出来る可能性」と題した特集記事を掲載し、身体能力の高いこの右打者を正真正銘のインパクトプレーヤーと見ている、と評価した。

記事では今季ジャイアンツで23試合に登板し、防御率3.74をマークした「元チームメイト」の証言が綴られていた。16年から18年まで、広島で中継ぎとして活躍したジェイ・ジャクソン投手(34)だ。

ジャクソンは鈴木について「彼は信じられないような才能を持っている。彼がまだ若く、一緒にプレーした頃、彼は今ほど成熟していなかったが、その頃から、肩(の強さ)やクイックネス、パワーなどの能力があった。そして彼の(ボールを見る)目はどんどん良くなっていって、打席で(自身を)統制できるようになった」と話した。

そして「彼はここ(大リーグ)に来る必要があると僕は感じている。素晴らしいアスリートであり、素晴らしい男で、それでいて面白い。こちらでうまくやっていけると思う。彼はスペシャルな男」と太鼓判を押した。

ジャイアンツが鈴木の獲得に興味を示しているという裏付けなどについては書かれていないが、「ジャイアンツは、02年に新庄剛志が中堅手として活躍して以来、日本からフルタイムの野手を採用していない」という現状に触れながら、エンゼルス・大谷翔平投手(27)がポスティングで大リーグ移籍を目指した際、ジャイアンツが面談を受けた「最終候補に入っていた」ことや、西海岸のチームで日本への直行便が多いこと、ベイエリアには日本人コミュニティがある」ことから、有力な候補になり得る、すなわち鈴木の獲得を進言した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社