新規事業の立ち上げについて実践的に学ぶ「スタートアップウィークエンド長崎佐世保」(実行委主催)が5~7日、佐世保市内で開かれた。最終日には各チームが3日間で考えたビジネスプランを発表。審査の結果、筋力トレーニングが好きな人専用のコミュニティーサイトを考案した「マッスルバンク」が優勝した。
同イベントは、これまで世界150カ国以上で4500回以上実施されており、本県では初開催。県内の学生や社会人ら計52人が参加した。初日に9チームに分かれ、2日目にチーム内でサービス内容や収益化について議論。最終日に審査員の前で発表した。
マッスルバンクは学生と社会人の5人チーム。共通の趣味が筋トレだったことから、コミュニティーサイトにトレーニングや食事の内容を投稿することで「マッスルポイント」がたまり、買い物などに利用できるポイントに変換できるサービスを考案した。サイトの広告収入のほか、筋トレに関するデータを蓄積して企業に販売することで利益を得る仕組み。
メンバーの松浦栄人さん(20)=長崎大水産学部3年=は「アイデアをビジネスにするという初めての経験ができてよかった」と話した。
新規事業学ぶイベント 優勝は”筋トレ愛好者”交流サイト 佐世保で開催
- Published
- 2021/11/13 12:00 (JST)
- Updated
- 2021/11/15 12:47 (JST)
© 株式会社長崎新聞社