県民総スポーツ祭 開幕 7800人参加、各地で熱戦

【陸上30歳未満男子100メートル決勝】10秒82でトップゴールした小山(中央、佐世保市)=佐世保市総合グラウンド陸上競技場

 県民体育大会と県民スポーツ・レクリエーション祭を同時開催する「ながさき県民総スポーツ祭」(県、県教委、県スポ協など主催)は13日、県内各地で開幕した。コロナ禍のため、総合開会式は2年連続で中止となったが、昨年より約2300人多い約7800人がエントリー。14日まで各地で熱戦を繰り広げた。
 先行、後日開催含めて、体育大会は陸上、ソフトテニス、ソフトボールなど32競技、レクリエーション祭はインディアカやドッジボールなど15種目を実施。
 約350人がエントリーした陸上は、佐世保市総合グラウンド陸上競技場で開催。30歳未満男子100メートルで4連覇を飾った小山知祐(佐世保市)は「佐世保のために少しでも点数を稼げればと思って臨んだ。スタートから力まずに走れて、今年のいい締めくくりになった」と充実した表情でレースを振り返った。
 14日は午前10時から午後3時まで、長崎市松山町の長崎市営陸上競技場で「体験のつどい」も開催。公式わなげやスポーツチャンバラなど10種類のレクリエーションを準備しており、家族連れで楽しめようにしている。参加自由。

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