全国高校ラグビー長崎県大会 シード4校準決勝へ

【準々決勝、大村工―海星】前半24分、海星のフランカー中山(右)がトライにつながるラストパスを出す=県営放虎原ラグビー場

 ラグビーの第101回全国高校大会県大会第3日は7日、長崎県大村市の県営放虎原ラグビー場で準々決勝4試合が行われ、長崎北陽台、海星、長崎北、長崎南山のシード4校が準決勝に進んだ。
 大村工-海星は、大村工が前半、ナンバー8森、CTB中尾を軸に健闘。ライン攻撃に角度を変えて入ってきた選手が前に出るなど、3トライ(2ゴール)を奪った。海星は前半、ディフェンスが崩れて苦しんだが、後半はフランカー中山、CTB堀田らを中心に修正。ナンバー8川内、プロップ宮嵜、フランカー大山らで計5トライ(5ゴール)を追加して、粘る大村工を56-19で振り切った。
 長崎北陽台-島原工は、接点の強さを生かして前に出た長崎北陽台が計12トライ(12ゴール)の猛攻。フランカー久保、CTB本山、ロック亀井らが次々にインゴールへ飛び込んだ。SO大町はゴールキックをすべて決めた。2月の県新人大会4強の島原工も全員が果敢に体を当てて応戦したが、長崎北陽台が84-0で快勝した。長崎北は長崎工を87-0、長崎南山は諫早農を69-0で退けた。
 第4日は14日、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場で長崎北陽台-海星、長崎北-長崎南山の準決勝2試合を実施する。

© 株式会社長崎新聞社