森保監督が大一番のオマーン戦へ向けてビッグマウス炸裂

森保監督(東スポWeb)

日本代表の森保一監督(53)がカタールW杯アジア最終予選の大一番となる敵地のオマーン戦(16日、マスカット)へ向けて〝ビッグマウス〟を炸裂させた。

15日に公式会見に出席した森保監督は、現在のチーム状況について「1試合ごとに連係、連動は上がってきている」と自信満々。2敗を喫しているものの、直近の試合は2連勝と上昇ムードで、難敵撃破へたしかな手ごたえをつかんでいる。

オマーンは初戦でホームにもかかわらず0―1と屈辱の敗北を喫した相手。最終予選前から日本を徹底的に分析しており、今回も苦戦が予想される。しかし指揮官は「我々は分析されたうえでも、選択肢を多く持って戦っていける」と多彩なカードを持っていると泰然自若の構え。そうした点を踏まえて「結論を言えば、我々はどんな厳しい戦いの中でも、カタールW杯に向けてアジア予選を突破してW杯に出場できると思っている」と堂々と断言。7大会連続のW杯出場へ自信をみなぎらせた。

すでに2敗を喫しており崖っぷちの状況にあるが「今のチームの状況はいい緊張感を持ちながらトレーニングは集中して、オフの時間にはリラックスしながら試合に向けて、非常に良い雰囲気を選手たち自身がやってくれている」。チームの士気は高まっており、選手との信頼関係を強調した。

普段は慎重な物言いの森保監督からあふれ出る強い自信。大一番へ向けて頼もしいかぎりだが、結果は果たして…。

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