いじめ被害の実名 誤投稿 県内の私立中高一貫校

県内の私立中高一貫校で、いじめ被害の実名などが記された文書が、誤って生徒も閲覧できる状態になっていたことがわかりました。

問題が起きたのは安田女子中学・高校です。

学校によりますと、先月28日、教員がオンラインシステムを使い、教員間で生徒指導の会議録を共有しようとしたところ、

誤って生徒も閲覧できる状態で投稿したということです。

他の教員がこれに気づき、投稿はおよそ5分後に削除。

会議録には、いじめ被害を訴えた生徒の実名や加害側とされる生徒の情報などが記載されていました。

学校側は、全校生徒と保護者にメールや書面で謝罪。

しかし、「閲覧できる可能性があった生徒が特定できる」として、公表はしていませんでした。

安田女子中学・高校の安田馨副校長は、「事態を深刻に受けとめている。再発防止に努めたい」としています。

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