敏腕代理人のライオラ氏が1月のポグバ移籍を示唆 マンUのOBから批判を受けて見切りか

ポグバはどこへゆく(ロイター)

多くのスーパースター選手たちと契約する凄腕代理人のミノ・ライオラ氏がイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバ(28)を来年1月に移籍させる可能性を示唆した。

ポグバは今季限りの2022年6月末でマンチェスターUと契約満了になるが、いまだ交渉中の契約延長でクラブ側と合意できていない。すでにイタリア1部ユベントスやフランス1部パリ・サンジェルマン、スペイン1部レアル・マドリードがポグバ獲得に興味を示している。

そんな中、英紙「メトロ」によると、ライオラ氏は「夢を見るのは無料です。誰もが夢を見ることを禁じられていません」とし、来年1月の移籍については「実現するかどうかを見てみよう。12月はクリスマスで夢見る月ですが、なにか起きるかもしれない」と移籍の可能性を示唆した。

その上で交渉の現状について詳細を明かさないことには「英国でポグバについて話すと、死者でさえ目覚めます」と発言。マンUのOBで解説者のポール・スコールズ氏がポグバの緩慢なプレーについて「常にお目付け役がついていなければならない。いくつになった? 28歳? 彼は35歳になっても変わらないだろう」と批判したこと受けて、けん制した。

ライオラ氏は「元マンチェスター・ユナイテッドの選手の中には、ポグバと私について話さなければ、何も話せない人がいる。ですから、それについて話さないほうがいいのです」とコメント。敏腕代理人として知られるだけに、ポグバの動向は気になるところだ。

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