エンゼルス・大谷のMVP受賞をトラウト、マドン監督、ミナシアンGMが祝福

本塁打を放った大谷(右)を祝福するトラウト(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は18日(日本時間19日)に今季のア・リーグMVPに満票で初選出された。日本選手では2001年のマリナーズのイチロー以来、2人目で、満票は初。全米野球記者協会会員の投票で選出する現行制度になった1931年以降で満票での選出は史上19人目だ。

自身も2014年に満票で選出されているチームメートのマイク・トラウト外野手(30)はツイッターに続いて、あらためてコメントでたたえた。

「ショウヘイの今季は衝撃的の何物でもなかった。時々、リトル・リーグに戻ったような気持ちになった。一人の選手が8イニングを投げて本塁打を打ち、盗塁を決めて右翼を守るのを見ることは信じられなかった。おめでとう、ショウヘイ!」

ジョー・マドン監督は絶賛。「ショウヘイは二刀流としてベストなプレーをするために米国にやってきて、それを成し遂げた。この賞はこれまでの業績を超えるモチベーションになるだろう。彼のプレーが優勝するという我々の目標をいかにヘルプしてくれるかを見るのが待ち切れない。ショウヘイと家族のみなさん、この特別な賞をおめでとう」

ペリー・ミナシアンGMは大感激だ。「ショウヘイはすばらしいシーズンを送り、彼の才能はそれ自体を物語っている。技術を向上させるという彼のコミットメントを見るだけでなく、毎日フィールドで彼を見られることができて光栄だった。彼は素晴らしいチームメートで、ゲームにおけるすべての面で信じられないほど懸命に働く。この栄誉は極めて当然のことだ」

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