ガーディアンズ初日 ルール5ドラフト対策で大量7選手がDFAに

日本時間11月20日、クリーブランドの野球チームの新たな歴史がスタートした。クリーブランド・インディアンスが正式にチーム名をガーディアンズに変更し、SNSのアカウント名が変更され、グッズの販売も開始されたのだ。そして、ガーディアンズの記念すべき初日は、ルール5ドラフトに向けた若手有望株のプロテクト期限となっており、ガーディアンズはレイズとのトレードで獲得したトビアス・マイヤーズも含め、11選手を新たにロースターの40人枠に登録。これに伴い大量7選手がDFAとなった。

ガーディアンズはAAA級のスティーブン・クワン、コディ・モリス、リッチー・パラシオス、AA級のタイラー・フリーマン、ブライアン・ラバスティーダ、コナー・ピルキントン、ブライアン・ロッキオ、ホゼ・テナ、ジョージ・バレーラ、A+級のヨンケンシー・ノエルの合計10選手をロースターの40人枠に登録。さらに、ジュニア・カミネーロとのトレードでレイズから獲得したマイヤーズも40人枠に登録され、合計11人の若手有望株が新たにロースターに追加された。

「MLBパイプライン」の球団別プロスペクト・ランキングでは、フリーマンが1位、バレーラが2位、ロッキオが7位、テナが12位、ラバスティーダが13位、パラシオスが14位、モリスが22位、ノエルが25位にランクイン。上位から下位まで、幅広くプロスペクトをプロテクトした形となった。

若手有望株をロースターに登録するためには枠を空ける必要があり、ダニエル・ジョンソン、ハロルド・ラミレス、ジャスティン・ガーザ、J・C・メヒア、カイル・ネルソン、アレックス・ヤング、スコット・モスの7人がDFAに。ガーディアンズにチーム名が変更された初日からロースターを大きく動かすことになった。この7人のうち、モスを除く6人は今季メジャーでプレー。モスは先発ローテーション候補に挙げられることもあったが、結局メジャー昇格を果たせないまま、40人枠から外された。

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