マンUがスールシャール監督を解任 Cロナは次期指揮官にエンリケ氏をプッシュ

解任されたマンUのスールシャール監督(ロイター)

マンチェスター・ユナイテッドが21日、オーレグンナー・スールシャール監督(48)の解任を発表し、後任監督に注目が集まっている。

マンチェスターUは「オーレはレジェンドで、この難しい決断に至ったことはとても残念だ」と更迭を発表。後任監督が決まるまでは、コーチのマイケル・キャリック氏が暫定的に指揮を執る。

名門の新指揮官を巡っては、スペイン1部レアル・マドリード前監督のジネディーヌ・ジダン氏を軸に数人がリストアップされているが、エースのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの〝推し〟が明らかになった。

英スポーツ専門放送局「スカイ」は「ロナウドは、現在スペイン代表のボスであるルイス・エンリケ監督がオールド・トラフォード(マンチェスターUの本拠地)を引き継ぐことを切望している。ユナイテッドでは、エンリケを解雇されたスールシャール監督の候補と見なしている」と報じた。

ロナウドはRマドリードで共闘したジダン氏を以前から強く推薦しているとみられていたが、意外にもかつて宿敵だったバルセロナを率いてしのぎを削ったエンリケ監督をプッシュしているのだ。

名門は果たして誰に再建を託すのか。大きな注目が集まる。

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