東証上場のサトウ産業 地域経済けん引へ 上越市で祝賀会 今後の成長 期待受け 

 東京証券取引所のプロ投資家向け市場「東京プロマーケット」に10月上場したサトウ産業(本社・上越市上名柄)は22日、デュオ・セレッソ(同市西城町3)で、式典と祝賀会を開いた。

 式典には取引先や県、上越市の関係者、従業員ら200人以上が出席。上越市の中川幹太市長は、同社が三和区の三和西部産業団地で工場新設のため土地を購入したことに触れ「地域経済のけん引役とともに、市政運営にも力添え願いたい」と述べた。佐久間豊副知事や第四北越銀行の佐藤勝弥会長らも、今後の成長に期待した。

 佐藤明郎社長は、指定アドバイザーを務める日本M&Aセンター(東京都)の分林保弘会長から「大いに羽ばたいてほしい」とワシの形をした記念品を受け取り、同社が用意した上場記念の鐘を来賓とともに打った。

「大きく羽ばたいて」とワシの形の記念品を贈られ喜ぶ佐藤社長(左)

 佐藤社長は「上場はステップの一つ。来春には社員の半数以上が10、20代となる。今後、サトウ産業の強みとなる人材に成長してほしい」と述べた。

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