SDGsの基本学ぶ 小林市職員が研修

宮崎日日新聞社と小林市の連携協定に基づく市職員のSDGs研修会=24日午後、同市役所

 SDGs(持続可能な開発目標)の推進に向け、宮崎日日新聞社と小林市が締結した連携協定に基づく市職員の研修会は24日、同市役所であった。中堅職員30人が参加し、SDGsの基本的な知識などを学んだ。
 講師を務めた本社読者局の青井憲明販売企画委員が、近年の豪雨災害の記事や気候変動のデータを示しながら、SDGsが国連で採択された背景を説明。宮日ネットリサーチの県民アンケートで、健康や貧困に関する目標に関心が集まったことも解説した。
 青井企画委員は本社が2020年11月に発表した「宮日SDGs宣言」の策定過程についても紹介。「組織での取り組みを決める際には、部署を横断したチームを作って進めてみてほしい」とアドバイスした。
 本社と同市は今年6月、SDGsに関しては県内自治体で初となる連携協定を結んでいる。

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