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ボートレーサー養成所(福岡県柳川市)を9月に卒業した長崎県佐世保市出身の屋良龍紀選手(24)が、大村ボートレース場(大村市玖島1丁目)でプロデビューを果たした。
県立佐世保工業高出身。卒業後は海上自衛官になり、大村市の海自大村航空基地に所属していた。もともと体を動かす仕事がしたいと考えており、海自の先輩に誘われたことをきっかけにレーサーを志望。1024人中、合格者52人という難関を突破し、昨年10月に入所した。
19日、デビューを前に園田裕史市長を表敬訪問。スピードを出しながらの安定した旋回が今後の課題という屋良選手は「3年以内にA級レーサーになるのが目標。強いレーサーになって多くのファンをつくりたい」と抱負を述べた。園田市長は「誇りと自信を持って頑張ってほしい」と激励した。
屋良選手は20日、同レース場の第1レースに出場。結果は6艇中6着とほろ苦いデビュー戦となったが、今後ボートレースを盛り上げていくつもりだ。