クロップ監督、ラングニックのマンU到着に本音「良いニュースではない」

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、マンチェスター・ユナイテッド暫定監督就任が間近に迫るラルフ・ラングニックに言及した。

ラングニックがマンU暫定監督に就任へ 来季以降はコンサルタントに

 63歳ラングニックは今シーズン終了までマンU暫定監督に就任するのが濃厚で、現在スポーツ・開発部門のマネージャーを務めるロコモティフ・モスクワと交渉。今週末までに正式アナウンスが濃厚となり、労働許可証を申請しシーズン終了後は2年間コンサルタントとしてクラブに残る予定だ。ラングニックは現代サッカーで浸透しているプレッシング・スタイルの生みの親とも言われ、クロップ監督は「他のチームにとって良いニュースではない」と本音を口にした。

「残念な事に、いい監督がマンUに来てしまった。ラルフは経験豊富な監督で、ホッフェンハイムとRBライプツィヒの2クラブを、何もないところから成功させた事で有名だ。マンUはピッチで組織化されるだろうし、それが他のチームにとっていい知らせではないと認識すべきだね」。

クロップ監督がラングニックのマンU到着に言及 Photo Christof Koepsel

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