バルセロナがスペイン代表FWフェラン・トーレスを獲得か すでに個人合意もマンCは難色

バルセロナ入りが浮上したフェラン・トーレス(ロイター)

スペイン1部バルセロナはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに所属するスペイン代表FWフェラン・トーレス(21)の獲得に向けて個人合意したと、同国紙「スポルト」が伝えている。

シャビ新監督を迎えてチーム再建に取り組んでいるバルセロナは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが移籍し、同代表FWセルヒオ・アグエロも離脱中とあって新たなストライカーを探してきた。これまでマンCのイングランド代表FWラヒーム・スターリングやアトレチコ・マドリードからチェルシーに貸し出されているFWサウール・ニゲスの名前が取り沙汰されていた中、同紙によると、トーレス側と来年1月の加入に向けて「原則的に合意した」という。

トーレスは昨季に2500万ユーロ(約32億円)でマンCに移籍も十分なプレー時間を得られていないことから、バルセロナ入りを承諾したとみられる。ただ所属のマンCはトーレスの放出に難色を示しており、クラブ間交渉は「複雑になると予想される」と報じている。

深刻な資金難にあるバルセロナは完全移籍で獲得する余裕はない。このためレンタルでの加入をもくろんでいるとみられるが、シャビ監督体制になって初の補強は実現するだろうか。

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