日本一の「公約」で注目 ソフトバンク藤本監督〝ヒゲグッズ〟製作本格化へ

トレードマークの口ヒゲに注目が集まる藤本監督(東スポWeb)

ソフトバンクが藤本博史監督(58)の〝ヒゲグッズ〟の製作に頭をめぐらせている。「せっかく監督があそこまで言ってくれているわけですからね。もちろん、盛り上げていくためにも、みんなで何か考えていこうとなっています」(営業関係者)。

藤本監督のトレードマークといえば口ヒゲだ。現役時代に視力が低下した祖父のために目印となるようにと発案したことがきっかけだった。そこに今は新たな展開も加わってきた。指揮官が秋季キャンプでチームやファンを明るく盛り上げていく要素として「日本一になったら剃ります。トップになって剃るというのも気持ちいいじゃないですか」と〝公約化〟したからだ。

となればテーマは日本一奪回を目指す思いを込めたグッズになる。「たとえばTシャツで(着脱可能な)ヒゲ部分を取ると〝日本一おめでとう〟と出てくるとか」(球団関係者)。ヒゲつながりでいえば、かつて球団マスコットの「ふうさん」がコラボしている人気玩具「黒ひげ危機一発」にちなみ、バットを差し込み歓喜の胴上げをするアイテム案なども!? それこそ今後さまざまなアイデアが話し合われていくという。

周囲を和ませる気質を持ち、エンターテイナーとしての心意気も持つ藤本監督。球団としても新監督がファンに親しまれることは大歓迎だ。日本一奪回に向けて勢いのつく景気のいいグッズが誕生するか。

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