樹齢450年超の大イチョウ 黄色鮮やかに 長崎・光永寺

黄葉した大イチョウ=長崎市、光永寺

 きょうから師走。新型コロナウイルス禍に社会が揺れた今年も残すところあと1カ月となった。吐く息が白くなり、街路樹も色づき冬の訪れが感じられる。
 長崎市桶屋町の中島川沿いにある光永寺では、樹齢450年超の大イチョウの葉が鮮やかな黄色に染まり、境内に彩りを添えている。住職の正木慶雲さん(51)は「暖かい日が続き、例年に比べ(黄葉が)1週間ほど遅かった。色づいてくれて良かった」と話していた。
 長崎地方気象台によると、九州北部の12月の平均気温は平年に比べ低く、寒気や気圧の谷の影響で曇りや雨、雪の日が多い見込み。


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