T・ウッズが衝撃告白! 事故で右足切断寸前だった「その選択肢はあった」

衝撃告白したウッズ(ロイター)

今年2月に交通事故で重傷を負った男子ゴルフのタイガー・ウッズ(45=米国)が来年7月の「全英オープン」参戦を熱望していると英「BBC」が伝えている。

米ツアー通算82勝のウッズはすでにリハビリを開始しており、11月21日には自身のツイッターでスイングする映像を公開。復帰に向けて調整を進めている中「BBC」によると、ウッズは「全英オープンでプレーできることを望んでいるのは間違いない。物理的にうまくいけばプレーできるだろう」と語ったという。

ウッズは、今後についてフルタイムでのツアー復帰を断念。出場大会を限定し、スポット参戦していく方針を固めている。その上で「試合に出るためにはリハビリのプロセスは長い道のりがある」と、実戦復帰には時間がかかる見通しを明かし、まずは約8か月後となる来年7月の「全英オープン」に照準を合わせているわけだ。

またウッズは2月23日に起きた事故を振り返り、脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)を複雑骨折した右足を切断する可能性があったことを認めた。スター選手は「テーブルの上に(その選択肢も)あった」とし「私は3週間入院し、その後(自宅で)3か月もベッドの上にいた。難しい時期だった」と語ったという。

ウッズは自身の財団が主催する「ヒーローワールドチャレンジ」(2日開幕、バハマ)で事故後初めて公の場に姿を見せる予定だ。

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