石段登りの「大山登山マラソン」3年ぶり開催 コロナ対策で神奈川在住者限定

2019年の前回大会で、最後の石段を険しい表情で進むランナー(伊勢原市広報戦略課提供)

 伊勢原市のシンボル、大山(標高1252メートル)を舞台に、標高差約650メートルを駆け登る山岳マラソン「大山登山マラソン」が来年3月13日、3年ぶりに開催される。新型コロナウイルス感染防止策として参加者は神奈川県内在住者に限定し、12月1日から受け付けを始める。

 小田急線伊勢原駅をスタートし、大山山麓のこま参道、女坂を経て大山阿夫利神社下社がゴールの9キロのコース。標高差約650メートルで、ゴール直前の約2キロは1610段の石段が待ち受けることから全国有数の厳しいコースとも言われているという。2019年の大会には全国から約2700人のエントリーがあった。

 新型コロナ対策として、募集人数を1500人に減らして行う。参加費7千円。参加賞として大山があしらわれたオリジナルリュックが配布される。

 申し込みは、インターネットの大会エントリーサービス「RUNNET(ランネット)」から。

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