WEリーグ延期、強化合宿困難… オミクロン株がなでしこジャパンを〝直撃〟

日本サッカー協会(東スポWeb)

新型コロナウイルスの新たな変異株として脅威が高まるオミクロン株が、オランダ遠征から帰国したなでしこジャパンを〝直撃〟した。

日本サッカー協会によると、オランダ遠征に参加したなでしこジャパンの選手やスタッフに帰国後の特例措置は適用されず、14日間の隔離が求められることになった。政府による日本人帰国者に対しての行動制限の強化に伴うもので、この措置によって大きな影響が出ている。

多くの選手が直近のWEリーグに出場できないことになり、リーグ側は1日に4日に予定されていた5試合を延期すると発表。直前に異例の対応を取らざるをえなくなった。

さらに協会は「池田監督より12月に国内トレーニングキャンプを予定している旨をお伝えしておりましたが、活動予定期間が待機期間と一部重複するため、当該トレーニングキャンプの実施は一旦白紙となっております」と発表。強化合宿の実施が困難になった。

オミクロン株によって、さっそくサッカー界にも大きな影響が出てきている。

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