日本代表MF三笘薫は来季もサンジロワーズに残留の可能性 リーグ制覇なら来季の欧州CL参戦

三苫薫(東スポWeb)

ベルギー1部サンジロワーズに所属する日本代表MF三笘薫(24)の来季去就が早くも話題となっている。

今夏にイングランド・プレミアリーグのブライトンに加入。レンタルでサンジロワーズ入りした三笘は、ここまでリーグ10試合(先発3試合)で4得点をマークし、存在感を高めている。特に自慢のドリブル突破からチャンスメークは欧州でも注目されており、契約元のブライトンも三笘の早期合流を望んでいると報じられている。

そんな中、J1クラブ関係者は「三笘はもう1年ベルギーでプレーするかもしれない」と指摘し「このままいけば(来季の)CL(欧州チャンピオンズリーグ)に出られるかもしれない。来季からブライトンに行ってもチームになじむには時間もかかるだろうし、三笘にとってもCLに出られるのは大チャンスでしょう」と説明した。

今季2部から昇格したばかりのサンジロワーズは快進撃を続け、現在リーグ首位。このまま優勝となれば、CL本戦から参戦でき、2位でもCL予選3回戦からの出場となる。世界最高峰の舞台となるCLでプレーすることは選手にとっては貴重な機会。それだけに来季もベルギーに残留する可能性もあるという。

サンジロワーズは3日(日本時間4日)に日本選手7人が所属するシントトロイデンと激突するが、今後のリーグ優勝争いとともに、三笘の来季〝進路〟も注目されそうだ。

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