中国産部品を韓国産と偽り利ザヤ得た韓国9業者が摘発 「MADE IN CHINA」削る

石油化学、発電所など装置産業に使用される配管継手部品である中国産フランジを韓国産と偽り、いわゆる「原産地ロンダリング」の上で輸出したり、韓国内の造船所やプラント建設会社などに納品しようとしたりした9カ所の韓国輸入業者が税関に摘発された。

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釜山本部税関は、今年2月から11月まで9カ月間、フランジ輸入業者に対する原産地表示の取り締まりを行い、国産で原産地を装った総76万点(約25億円相当)を摘発したと6日、明らかにした。

これに先立ち釜山税関は低価格・低品質の中国産フランジを国産と偽って不当利得を偏取しようとしたフランジ輸入業者が多いと見て、2月にフランジを流通履歴申告対象品目に指定した。

釜山税関

取締りよって摘発された原産地偽装ケースをみると、中国産原産地表示部分を削り、代わりに「MADE IN KOREA」という原産地を入れて、韓国内の大型造船所・大型建設会社に国産として納品したり、国産に海外に輸出したりするケースが主だった。

中国産フランジを輸入したことを隠すために輸入専業の家族名義会社を作った企業もあった。彼らは中国産フランジを輸入し、中国産原産地表示を削除し、国産と偽って国内で流通させたことが明らかになった。

当初は原産地を表示しない中国産フランジを輸入し、国産素材で作ったように書類上で偽装して、現品に「MADE IN KOREA」と表記された保護キャップを取り付ける方法を取っていた。
他にも原産地表示の免除対象でないにもかかわらず原産地表示なしで輸入通関して国産製品と同様に国内流通させる事例も確認された。

釜山税関

釜山税関は摘発された業者のうち、悪意的に国産に偽装して輸出したり、原産地を虚偽・損害・変更表示した業者のうち5社を「対外貿易法」違反の疑いで検察に告発し、3社に対しては犯罪調査中である。

釜山税関は、今後も公正な貿易秩序を損なって不当利益を偏取する原産地洗濯行為を根絶するため、原産地表示企画取り締まりを継続的に実施する計画だ。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「こういう奴らは財産を没収しろ」

「売国奴だ。真の売国奴だ」

「左派の仕業に違いない」

「罰金500億円で許してやれ」

「国内ではフランジがkg当たり1200ウォンだが中国産だと700ウォンだからやるんだよ」

「業者名を公開しろ」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。

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