V・ファーレンと長崎ヴェルカ 合同ショップオープン 諫早駅東地区再開発ビル

オープンした合同ショップ=諫早市、諫早駅東地区再開発ビル

 来年秋の九州新幹線長崎ルート暫定開業に向けて諫早市永昌東町に整備された諫早駅東地区再開発ビル2階に、地元にホームスタジアムがあるV・ファーレン長崎(諫早市)と長崎ヴェルカ(長崎市)が、飲食店を併設した初の合同グッズショップ「V・PORT iisa(イーサ)諫早駅店」を出店した。スポーツを通じた諫早のにぎわい、交流拠点を目指す。
 サッカーJ2のV・ファーレンは県内3店舗目、男子バスケットボールB3のヴェルカは2店舗目だが、店舗面積は約123平方メートルと両社の店舗としては最大規模。店名には、両クラブ名に共通する「V」を取り、ファンや市民が集う港(PORT)のような存在にしたいとの願いを込めた。
 店舗は開放的な造りで、大型プロジェクターや発光ダイオード(LED)照明で明るさ、ワクワク感を演出。プロジェクターでは両クラブの選手を紹介する映像のほか、ゴールシーンなどを流していく。飲食店では駅利用客や試合観戦客に気軽に味わってもらおうと、具材(地元産)を選べるブリトーを提供する。
 V・ファーレンは「ワクワクして楽しいと感じてもらえる場所になり、交流拠点として諫早を一緒に盛り上げていけたらうれしい」としている。営業は午前10時~午後9時。年中無休。


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