鳥インフルエンザ 国の疫学調査チーム現地入り 福山市

県によりますと6日、福山市の養鶏場から「普段と比べて2倍以上のニワトリが死んでいる」と通報がありました。

検査の結果、11羽から致死率が高い病原性の疑いがある「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。

養鶏場では約3万羽の殺処分が始まっています。

高橋記者「福山市で鳥インフルエンザが確認されたということで消毒ポイントでは関係車両の消毒作業が行われています」

感染拡大防止のため半径10キロ以内では出荷などが制限され、周辺では関係車両の消毒が行われています。

現地には原因究明などのため国の疫学調査チームも入りました。

下野六太農水政務官「まん延防止のためには初動対応が何よりも重要になる。県と国が緊密な連携をしていくことが重要ということを確認した」

湯崎英彦知事「(県内は)養鶏がかなり大きな産業。2年連続で発生しているのは大変残念で厳しい事態と受け止めている」

県内で鳥インフルエンザが確認されるのは去年12月以来で今回は2例目です。

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