郵便局内に十八親和銀ATM  雲仙、奈良尾、長崎大浦に設置へ

 日本郵便(東京)と十八親和銀行(長崎市)は8日、雲仙(雲仙市小浜町)、奈良尾(新上五島町)、長崎大浦(長崎市大浦東町)の県内3カ所の郵便局内に、十八親和銀の現金自動預払機(ATM)コーナーを設置すると発表した。日本郵便によると、地域貢献の一環で郵便局内に他の金融機関のATMを設置するのは全国6例目。このうち、現金を取り扱うのは全国3例目。本県で初めて。
 開設日(営業時間)は▽雲仙=来年1月31日(平日午前9時~午後5時)▽奈良尾=同(平日午前7時半~午後4時)▽長崎大浦=来年3月7日(平日午前9時~午後5時)。各1台。現金の預け入れや引き出し、通帳記帳、残高照会、振り込みなどができる。ATMの設置、管理は十八親和銀。
 これに伴い、同行小浜支店雲仙出張所、新上五島支店奈良尾出張所の各ATMは来年1月31日に廃止。来年3月7日、大浦中央支店に統合される大浦支店のATMは同5日に廃止。
 十八親和銀によると、雲仙、奈良尾両出張所は移設の必要性があった。大浦支店は店舗統合に伴い、近隣の郵便局内へのATM設置で顧客の利便性を維持する狙い。


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