メジャーリーガーと元球児 秋山翔吾選手と小泉進次郞氏が“対決” 横須賀で恒例の野球教室 

小学生に打撃の指導をする秋山選手=横須賀市

 神奈川県横須賀市出身の米大リーグ・レッズ秋山翔吾外野手による野球教室が18日、同市の大津公園で開かれた。秋山選手は地元の小学生に「楽しんで野球を続けて」とエールを送り、メジャーリーガーの技を伝授した。

 秋山選手は日本プロ野球でシーズン最多216安打の記録を保持し、横須賀での教室は毎年恒例。この日は地元の少年軟式野球・ソフトボールチームの小学6年生約60人が参加した。

 秋山選手は女子野球選手3人とともに実演を交えながら、打撃では下半身を使って軸足でしっかり地面を蹴ることやキャッチボールでステップを大切にすることなどを指導。自ら打席に立ち、各チームのエースと対戦した。

 秋山選手が所属していた野球チーム・湘南武山フェニックス主将でエースの古市陽向さん(12)は「打撃で飛距離が伸びた」と手応えを実感。「とても緊張した」という秋山選手との対戦時にはセカンドゴロに打ち取った。

 野球経験者の小泉進次郎衆院議員(神奈川11区)がマウンドに上がり、対決する一幕もあった。

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