18、19歳投票率前回比4.7ポイント上昇 衆院選県内3選挙区

 県選管は23日、10月31日に投開票された第49回衆院選の県内3選挙区の年齢別投票率(抽出)を発表した。18、19歳は37.34%と2017年の前回衆院選から4.71ポイント上昇。新型コロナウイルス禍での県内初の国政選挙で、国の対策などについて関心が高まったことも一因とみられる。ただ、最下位となった20~24歳の26.69%に次ぐ低さで、若い世代の低投票率は依然深刻。識者は「学校だけでなく、家庭や社会全体で若者が政治について考える力を育てていくことが重要」と訴える。

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