一足早く畑にツクシ 妙高市籠町の水口寛紀さん

 妙高市籠町の水口寛紀さん(69)の畑で、春の風物詩であるツクシが頭をのぞかせた。

春の風物詩「ツクシ」が頭をのぞかせた

 ツクシはシダ植物「スギナ」が胞子を飛ばすために地上に伸ばした茎の部分に当たり、4月ごろから見られるため春を告げる植物として親しまれている。

 水口さんは24日に畑を訪れた際、5~8センチのツクシが約50本ほど群生しているところを発見。初めてのことに驚いているという。「今年は畑のジャガイモの出来が芳しくなかった。植物にとってよい環境ではない中、なぜこの時期に出てきたのか不思議。春まであるのか気になるので、意識して見ていきたい」と話していた。

© 株式会社上越タイムス社